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夫婦二人 四国八十八ヶ寺を歩いて、今、回想する。 あの旅は、その後、何をもたらしただろうか。 旅から帰ってきた、妻は歩くことに自信を持った。 2時間くらい歩くことは、苦にならなくなった。 歩くことの新しい発見に気がついたようである。 いままで車ばかり利用していたために、気がつかなかったことが見えてきたということか・・・。 心の片隅に、達成感が植え込まれていると思う。 しかし、 それが顕著な効果としては現れないようだ。 それは、現実社会にどっぷりとつかってしまうからであろうか。 四国遍路は、自分と向き合う良い機会である。 周囲の雑音に惑わされずに、じっくりと自分と向き合うことができる。 その点では、とても良い。 しかし、普段の生活に戻ると、雑音の中に入ってしまうために、自分と向き合うということを忘れてしまうようである。 体験を通して、四国遍路について感じたことを述べる。 四国遍路での宿探しは、インターネットで簡単にできる。 宿は当たり外れがあった。 特に、不便な地域では情報も少なく、宿の選択が難しい。 現場に行って、キャンセルということもあった。 それは受け入れる宿側の体制・態度が問題だった。 金額をとって客を泊まらせるという事に対する意識が低いということだ。 野宿をしている人を善意で宿泊させる程度の感覚でいるところが問題だった。 ひどいところでは、ご飯の用意してある食卓にいくと、用意された配膳にコバエが数十匹たかっていた。 これには閉口した。 宿の主人は、この接待でよいと思っているようだが、これは、違う。 宿泊客には、気持ちよく疲れを取ってもらい、気持ちよく旅に出てもらうことをサポートしなければならない。 それが、欠けている宿が何件かあった。 この体験から、接待するとはどうあらねばならないのかを体で知ることができた。 ただ、宿泊した多くの宿は、とても気持ちよく宿泊できた。 ここには、受け入れる宿の人の性格が大きく影響しているように思う。 客からのクレームを客に不満をぶちまける、やってはいけない宿の主もいた。 聞いていると、客に非があるように言っているようだったが、よくよく検証すると、客への受け入れの配慮のなさが原因だった。 それに気づかついていない。 今後の四国八十八ヶ寺を巡る人への四国の人たちの対応は、まだまだ課題はある。 まず心がけてほしいのは、喜ばれる接待を心がけてほしい。 県・自治体によっても、遍路する人へのサポートはまちまちであった。 できれば、統一したサポートを考えると、安心して遍路の旅を続けることができる。 四国八十八ヶ寺巡りの遍路旅は、何回も訪れる人たちは数えるほど。 ほとんどが1回。 だからといって、軽視してはいけない。 口コミというものがある。 いま、インターネットの時代。 口コミを軽視できない。 一人旅でも、一回だけの旅の人でも、大切に接待することが、大事なのではないか。 ほんの数件の宿の悪い対応が、評判を悪くしてしまう。 このことを頭に入れて、四国の遍路を受け入れる対応をしてもらいたい。 世界遺産への登録に向けて、一層の改善を期待したい。
by sin0805km
| 2016-02-06 17:55
| 四国へんろ 八十八ヵ寺巡礼
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